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借金大国!日本の財政の何が問題なのか

借金大国

今回からお金のことに関しても書いていきます。と言っても、私はお金に詳しいわけではないので、読んだ本や調べた内容について自身の理解のために書いていこうと思います。

日本の借金とは

現在の日本は借金大国として世界最悪の財政だと言われています。増税の時も政治家が「日本には多額の借金があるのです!」と訴えていました。これってなぜ誰からどうやって借りていて、いつまでに返す必要があって、返せなかったらどうなるのかって良くわからないですよね。この辺りを詳しく書いていきます。

まず借金をしなければならない理由ですが、日本が財政赤字を出し続けていて、歳出に対して歳入が不足していることにあります。この時足りない歳入を政府や地方公共団体が公債(国債+地方債)を発行して賄っています。

一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移
一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移

上記は政府の「一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移」です。平成2年と平成30年を比較すると、税収は同じにもかかわらず歳出は30兆円ほど増えてしまっていますね。歳出が増えている理由の一つに社会保障費の増加があります。

りんりん
りんりん

日本国民の高齢化により納税する労働者が減り、年金や医療費を必要とする高齢者が増え、それが増税と社会保障費増加に繋がっているんだな。

では発行した公債は誰が買い取っているのでしょう。それは民間の金融機関(民間銀行や証券会社、保険会社など)で、さらにそこから日銀(日本銀行)や国民、海外の金融機関が買い取っています。

つまり政府が財政赤字を賄うため金融機関を通して日銀や国民に債権を売って融資を受けている(借金をしている)ということになります。

財政まとめ

次にその借金はいつまでに返す必要があるのかですが、歳入を賄うための国債には60年償還ルールに基づき政府が債務を果たす必要があります。これは国債満期まで利息を払い満期時に元本を償還して、最終的には60年後までに完済する必要があるということです。ここでは詳しくは触れませんが、気になる方は下記を見ていただくと理解できると思います。

60年償還ルール
債務管理制度等 60年償還ルール

そして気になる、返済ができなかった場合どうなるかですが、返済の不足金を再度公債を発行して返すだけです。借金返済のために新たに借金をするイメージですね、たったこれだけのことです。

何が問題なのか

永遠に借金をし続ける政府の借金メカニズムは何か問題がありそうな臭いがしますよね。ここで問題なのは中央銀行である日銀が政府にお金を貸し続けている点です。

2020年3月現在、政府や地方公共団体が発行している公債残高は余裕で1000兆円を超えていますが、その4割強の国債を日銀が保有していて、その額は500兆円弱になります。では日銀は一体いくらほどのお金を政府に貸すことができるのでしょうか、その答えは「無限」です。ご存知の通り中央銀行である日銀は、通貨である日本銀行券の「円」を増刷することができるからです。

ちなみに中央銀行が政府から国債を直接買い取ることは「財政ファイナンス」と言われ海外で禁止されています。財政赤字を増刷で助けていては通貨安が起きて、物価が急激な悪性インフレ(所謂ハイパーインフレ)を起こしかねないためですね。財政ファイナンスは日本でも財政法第5条により禁止されていますが、金融機関を介しているとは言え財政ファイナンスとなんら変わらない禁じ手を打っているのが現実なのです。

実際にハイパーインフレが起きれば、円の価値は無くなってしまい、日本人の多くは資産を失ってしまうでしょう。事実として1900年代前半にはドイツロシアが、1980年代にはアルゼンチンブラジルがそれぞれハイパーインフレを起こし新通貨に移行しています。これと同じことが日本でも起きる可能性があるのです。

おわりに

日本が借金大国と呼ばれる由縁とその問題点がおわかりいただけたでしょうか。円資産の暴落は我々日本国民にとってとてつもない危機です。

現在アベノミクスにより異次元レベルの金融緩和が進められていて、これまでにない施策が行われており、マイナス金利導入も日本史上初のことです。そしてコロナショックによる世界経済の不況もあります。今の日本はこれからどうなるか誰にもわからない領域に突入しているのです。

今回調べていて、自分の知識の点と点が繋がり、日本の財政について理解が深まっていくのが面白かったです。投資リテラシーの低い我々日本人は、円暴落リスクを回避するため、資産をどのようなカタチで保有していくのか今こそ考えるべきでしょう。

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